突然ですが、床に落ちた髪の毛の根本と毛先を見分ける方法ってご存知ですか?
「知ったところでどうなるの?」と思うかもしれませんが...。
そのとおり。あまり意味はありません。
でもこの髪の構造を知ることでカサカサ、チリチリの毛が思いのほか
サラサラになるかもしれません。
それでは...まず髪の表面にはキューティクルと呼ばれる魚の鱗のように
無数に細かく折り重なっているフタのような物が存在します。
それが根本と毛先を見分けるポイントなんです。
床に落ちた髪でも良いですし、根本から切った髪を用意して頂き、
指先で両方向から軽くすべらせて頂くと、
どちらか一方はキュッとひっかかります。
ひっかからなかったら根本→毛先
もし、ひっかかったら毛先→根本
ようするに髪を乾かすとき毛先から根本に熱をあてれば、
そのキューティクルが毛羽立ち、ささくれのように髪がガサガサに仕上がってしまいます。
それではどうすれば良いのかというと、
ただ逆に根本から毛先方向に熱をあてれば
キューティクルがキレイに閉じて
外的な刺激から守ってくれるフタになってくれます。
『キューティクルが敵になるか味方になるかは乾かし方次第』ということです。
ちなみにあまり上から下に熱をあてると髪がペタンコになってしまうので
髪のデザインを考えながら使い分けて頂けると良いと思います。
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